性病について

クラミジア、淋病、エイズ(HIV)、肝炎などの性病、性感染症についてのホームページです。自宅で簡単に検査ができるようになりました。これまで医療機関の受診をためらわれていた方も自宅で安心して検査ができるようになりました。正しい知識を身に付け性病の蔓延を食い止めましょう。

クラミジア感染症

感染経路 

性行為、およびその類似の行為 (オーラルセックス)
潜伏期間 1から3週間。
症状

尿道炎(尿道分泌物、尿道掻痒感、排尿痛)精巣上体炎(陰嚢内容の腫脹、疼痛、発熱)

注意 女性の70%以上は無症状といわれている。女性の卵管性不妊の最大の原因といわれている。 男性の約3分の1も自覚症状がない。若年者の有病率では最大。

治療 

クラリスロマイシンを14日間服用する。必ずパートナーも検査していっしょに治療する。
予防法    性交時のコンドーム着用。
世界的にも、わが国でも最も多い性感染症である。患者の若年化の傾向が見られ、10歳、20歳台で70%を占めている。
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豆知識 クラミジアは、最も多い性感染症で、最近の報告では、18歳から19歳の女性の10人に1人がクラミジアに感染しているといわれています。20歳台では、20人に1人です。女性の感染者の3人に2人までが、自覚症状はありません。ちなみに男性の感染者では、3人に1人は、自覚症状がありません。放置しますと卵管炎などを起こし不妊症の原因なります。卵管性不妊症の50%は、クラミジア感染症が原因だといわれています。10代20代の女性では自覚症状がなくても1年に1回の検査が勧められています。おりものが多い、排尿時の違和感などの症状がある方は、ぜひ検査してください。症状がなくてもパートナーの多い方は、1年に1回は検査を受けましょう。知らないうちに大切な人に感染させてしまうかもしれません。

 

淋病

感染経路 

性行為、およびその類似の行為 (オーラルセックス) 、タオルなどからの感染事例もまれに報告されている。
潜伏期間 3日から10日。
症状

尿道炎(膿性尿道分泌物、排尿痛)、精巣上体炎(発熱、陰嚢腫大、疼痛著明)その他、咽頭炎、直腸炎(自覚症状はない)結膜炎(発赤、膿性眼脂著明)

注意 女性では、無症状のことが多い。

治療 

セフィキシムなどのセフェム剤中心に行う。ニューキノロン系は、近年耐性菌が増加している。治療開始後3日たっても自覚症状が改善しない場合、耐性菌の可能性もあり抗生物質を変更する。耐性菌は、生き残った菌から生じるため治療後完治しているか確認の意味で10日後に必ず再検査する必ずパートナーも検査していっしょに治療する。
予防法    性交時のコンドーム着用。
わが国では、2番目に多い性感染症(STD)である。クラミジアとの2重感染のことが多いため、クラミジアの検査も同時に行うことが望ましい。
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性器ヘルペス感染症

感染経路 

性行為、およびその類似の行為 (オーラルセックス)。
潜伏期間 2日から10日。
症状

男性 陰茎包皮の水泡、潰瘍。強い痛みが出ることがある。

女性 初感染では、浅い潰瘍性または水泡性の病変を認める。強い痛みが出ることがある。鼠径リンパ節の腫脹、圧痛、発熱。再発では、外陰部、臀部、、肛門周囲などに1から数個の水泡または浅い潰瘍が繰り返し出現する。症状は、初感染より軽い。

治療 

早期にアシクロビルを200mgを1日5回5日から10日投与する。症状が軽い場合は、アシクロビル軟膏だけで良い。
予防法    感染するので、水泡や潰瘍が消失するまでは性交を禁止。完全ではないが、治癒直後もしばらくは、コンドーム着用。
再発することが多い。水泡や潰瘍が治るまでは性交を慎む。
尖形コンジローム

感染経路 

性行為、およびその類似の行為。
潜伏期間 数週間から数ヶ月。
症状

男性 陰茎、亀頭部、冠状溝、包皮、陰嚢、肛門周囲、肛門、尿道口

女性 大小陰唇、膣前庭、膣、肛門周囲、肛門、尿道口

乳頭状、鶏冠状の淡紅色または褐色状の腫瘍で集簇して多発することが多い(いぼのようなものが多発するということ)。自覚症状はないことが多い。

治療 

液体窒素による凍結療法、電気焼灼、炭酸ガス、レーザーによる治療。数ヶ月にわたり再発の度に繰り返し治療を行う。
予防法    感染するので、水泡や潰瘍が消失するまでは性交を禁止。完全ではないが、治癒直後もしばらくは、コンドーム着用。
再発することが多い。良性型のヒトパピローマウイルス6型、11型によりおきる。その他の型の悪性型ウイルス(16型、18型など)は、子宮頚がん、外陰がん、外陰部ボーエン病などの発生原因になることがある。
HIV感染症(エイズ)

感染経路 

性行為、麻薬など注射の打ちまわし。以前行われていた非加熱製剤の輸血。唾液では感染しない。

潜伏期間 6から12週
症状

無症状のことが多い。一部の症例では、一過性に発熱、頭痛、咽頭痛、リンパ節腫脹、発疹、異型リンパ急出現などの伝染性単核球症様の症状を呈することがある。多くは無症状に経過し無症候性キャリアとなる。

治療 

AIDS発症予防のためAIDS治療薬、漢方薬などが試みられている。 現在では、3者併用療法など良好な結果が得られつつある。T4リンパ球数をモニターして治療を行う。

予防法    性交時のコンドーム着用。ワクチンは現在開発中。

HIV(human immunodeficiency virus)によって引き起こされるといわれている。まだ感染の経過には不明な部分も残されている。

どのようなときにエイズを疑うか? 1)口腔カンジダ症  2)脂漏性皮膚炎 3)両側びまん性間質性肺炎(カリニ肺炎) 4)リンパ球減少を伴う白血球減少 5)持続性全身性リンパ節腫脹など

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ウイルス肝炎(B型、C型)

感染経路 

性行為。基本的に血液を介した感染。医療現場での汚染器具による外傷、母子感染、刺青、麻薬などの注射の打ちまわし、輸血後肝炎は現在ほぼ消滅。C型は、性行為ではほとんど感染しないといわれているが、一部に感染の報告例もあることからここに記載させていただいた。
潜伏期間  
症状
全身倦怠感などの他は、無症状のことが多い。劇症型では、黄疸(眼球や皮膚が黄色になる)が出現することもある。

治療 

インターフェロン療法。C型の一部のものに有効例がある。初期のもの軽症例に有効例が多い。ウイルスの型により有効かどうか事前にある程度判定できる。最近では、リバビリン、ペグインターフェロンなど新しい薬の開発により有効例が著増している。
予防法    性交時のコンドーム着用。基本的に血液から感染するので出血している時は避ける。
 
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記載されている内容に問題がある場合訂正しますのでご連絡下さい。E-mail himawari@kenkou.or.jp

 

ひとり言 この世を作られた神様は、基本的に過度の欲望を嫌われたようです。多くのsex partnerを持つと多くの病気になる確率が増加します。例えば子宮頚がんは、統計的に多くのパートナーを持つと罹患する確率が増加します。また多食の方は、成人病になる確率が増加します。我々人類も欲望の趣くままに行動しているといつかし返しがあるかもしれません。